【同期のサクラ】8話詳細あらすじ・ネタバレ感想/心が壊れたサクラ……&今回の変化

『同期のサクラ』第8話
夢を失ったサクラのその後、を描いたエピソードです。

自らの決断で、長年の夢だった
故郷の橋の建設を諦めることになったサクラ。
最愛の祖父の死も経験し、深い喪失感を抱く。

その後、東京に戻り元の生活を送ろうとするが
会社にも足が向かなくなり、
気付けば休職して1年が経っていた……。


自分に出来ることをやっていれば
自分を貫いていれば
いつかは願いは叶う、と
理不尽なことに対しても頑張って来たサクラ。

そんなサクラの心が、夢と家族を失った事で
とうとう壊れてしまいました。

まあ、当然ですよね…。
揺るぎない意思の強さを持っていたサクラも
やっぱり人間だったんだなと
気付かされたような気がしました。

同期たちからの励ましを糧に
彼女は喪失感に、打ち勝つことができるんでしょうか。

また、今回ついに
サクラが意識不明となった理由も判明しました!
ワタガシ的には予想と違っていましたね。

第8話でも変化をまとめた「注目ポイント」を更新しているので
良ければ最後まで読んでみてくださいね。

※ここから先はガッツリネタバレしていきますので
ご注意ください!!※



概要




第8話あらすじ


2019年12月。
病室に横たわるサクラ(高畑充希)の周りには同期の百合(橋本愛)、
葵(新田真剣佑)、菊夫(竜星涼)、蓮太郎(岡山天音)が集まっている。

意識の回復が見込めず身寄りもないことから、
転院を決断して欲しいと病院から頼まれ困惑する4人。

そこに、サクラのアパートの隣人
草真(草川拓弥)と小梅(大野いと)夫妻が
息子と共に現れ、4人に向かって頭を下げる。

「すみませんでした。
こんなことになってしまったのは私たちのせいなんです――」

引きこもるサクラを心配する同期たち

2018年1月。
故郷の島に橋を架けるという夢を諦めたサクラは
その後、1年以上も会社を休職し、部屋に引きこもっていた。
連絡が来ても「体調がすぐれない」という理由で
誰にも会おうとしないサクラ。

そんなサクラを同期たちは心配している様子。

これ以上休職すると、会社をクビにもなりかねない。
なんとかサクラを元気づけられないかと
同期たちは4人で集まり知恵を絞る。

葵の「“仕事で辛い事があったから相談にのってほしい”って言ったら
あいつのことだから助けてくれるんじゃない?」という発言から、
思い思いの方法でサクラを励ましてみることに。

菊夫は8年前に自分が担当し、完成した図書館に連れて行くが
サクラの元気は出ない。

蓮太郎は新たにデザインした設計図のダメだしをお願いするも
「何も思いつかない」と泣き出してしまう。
駆けつけた、すみれ(相武紗季)に抱きしめられても
サクラの涙は止まらない。

葵は「俺と結婚しないか?」とプロポーズするが
「こんな私なんかと結婚したいって言うから……」と散々笑われ
本気にされず。

百合は夢を語り、昔を思い出させようとする。
「辛いのは分かるけど元のサクラに戻ってよ。
故郷の島に橋を架ける夢はもう叶わないけど
私たちと一緒にたくさんの人を幸せにする建物を建てる夢は
残ってるわけだからさ。
サクラの夢を叶える為に、私たちも一緒に夢を思って
これから頑張るから」


しかし、サクラから
「夢、夢うるさい!あんたなんかに私の辛さなんて分からない」
と言われ、口論になってしまう。

サクラの気持ち「放っておいて」

その日の夜、いつもの喫茶店で出くわしたサクラと同期たち。
同期たちはサクラを励ますことに失敗し
落ち込んでいるところだと言う。

そんな同期たちにサクラは謝り、
今の自分の気持ちを伝える。

「このごろ自分の感情が上手くコントロールできなくて
悲しくもないのに涙が出てくるし、
おかしくもないのに笑いが止まらないし、
怒るとどんどん腹が立ってきて。
だから、私みたいな奴、もう放っておいてください。

もう無理なんです。
なんだか今まで自分がやって来た事が全部ムダのような気がするんです。
これからどんだけ頑張っても、もう意味がないような気がするんです。
そう思うとどうしても気力が湧かなくて
焦れば焦る程、身体は言う事を聞いてくれないし
せめてじいちゃんからのFAXが来ないかなって思うんですけど。

じいちゃんが死ぬ前、FAXを送ってくれたんです。

“桜は決して枯れない
たとえ散っても
必ず咲いて沢山の人を幸せにする”

でも、そんな人間じゃないんです私。
皆さんに会うのも辛いんです。

お前ならできるよ、頑張れって
言われる度に苦しいんです。
もう私なんか仲間なんて思わないで下さい」

かつて自分たちを救ってくれたサクラの
後ろ向きな気持ちの変化に、
仲間を拒絶する姿に、
悲しみを隠せない同期たち。

数日後、サクラのもとに花村建設から解雇予告通知が届く。
そこには「一度本社に顔出せ」という
かつての人事部上司・黒川(椎名桔平)からの手紙が入っていた。

ボサボサの髪のまま会社に出向くサクラ。
そこには出世し、取締役専務となった黒川がいた。
退職願を差し出したサクラに黒川は言う。

「残念だな。お前には期待していたんだがーー
入社試験のあと周りの反対を押し切って
お前を入社させたんだよ。
会社に喝を入れる起爆剤になると思ってな。
結局俺の見る目がなかったってことか。
桜は散ってしまったか?
花の命は短くて苦しきことのみ多かりきだな」


逃げるようにその場を去るサクラ。

AIだけに話すサクラの「後悔」

帰り道、AIスピーカーを見かけたサクラ。
桜の花のマークが入ったそのAIスピーカーに
興味を持つサクラ。

大事に使っていたFAX機や同期との写真、
机や布団まで、ほとんど全ての物を処分した部屋で
カップラーメンにお湯を入れながら
サクラはAIスピーカーに話しかける。

「ねえAI。やっぱり島のみんなに
橋は安全だって言った方が良かったのかな。
そうすればもっと早く家に帰れて
じいちゃんを助けることだって出来たかもしれないし」

AI『それについては情報が少なくて分かりません』

「なんで人生はこんなに辛いの。
私はただみんなに幸せになって欲しくて
自分が正しいと思った道を進もうと思っていただけなのに。
この世界は夢や希望に溢れていると思ってた。
なのに実際はそんなの何もない。
だったらやっぱり私みたいなのは死んだ方がいいのかな」

AI『それについては言いたくありません』

「じゃあこれから私はどうすればいいの」

AI『……』

「教えてよ」

AI『それはサクラさんが決める事です』


全てを諦めた様子で、床に横たわるサクラーー

百合からサクラへ“最後の賭け”

サクラと同期たちが最後に会ってから
1年の月日が経っていた。

菊夫は会社を辞めて、ボランティア活動をする団体に入ったそう。
蓮太郎はすみれと結婚し充実した日々を送っているという。

そして百合はちょうど出産を終えたところだった。
父親は葵だが、百合は葵からの結婚の申し入れを
「今でもサクラが忘れられないんでしょ?」と断る。

産まれたばかりの子どもを抱く百合の
病室に集まった葵、菊夫、蓮太郎。

百合は出産の際に色々なことを思い返していたという。
その中でも一番覚えているのは、
サクラの祖父から「サクラの事を頼む」と言われたこと。

「あんなに頭を下げて頼まれたのに、
このままサクラのこと諦めて良いのかな?」


そして百合は3人にある提案をする。
「最後に一つだけ試してみたいの」――


部屋に引きこもるサクラのスマホに着信が。
「もしもし」と出るとFAXの受信音が響く。

驚き部屋の中を見るサクラだが、FAX機はすでに処分済みである。

すると、入り口のドアの隙間から
まるでFAXかのように、紙が滑り込んでくるのに気付く。
その紙には、かつてじいちゃんがサクラに送ってくれたFAXのように
墨汁でシンプルなメッセージが書いてある。
1枚1枚筆跡は違うようだ。

「俺たちはいつまでも待ってる」

「おまえとまた一緒に働ける日を」

「だからどんなに辛くても諦めない」

「サクラのいない世界なんかに生きていたくないから」


メッセージを見て、涙を流すサクラ。

最後の1枚は――
「じゃあ また明日」

サクラの心の声。
――じいちゃんサクラには、こんげ素敵な仲間がいるて
――みんなに会いてえ
――今までの自分に戻るとみんなに伝えねぇと


事故で意識不明に…そして

メッセージの書かれた紙を手に、久しぶりに家から出るサクラ。

同期たちのもとへ向かう途中で
アパートの隣人の息子が、ボールを追って道路に飛び出してくる。
目の前に迫るバイク。

サクラは咄嗟に子どもをかばい、
事故に遭ってしまう。

立ち上がり、よろよろと自宅へ歩き出すサクラは
まるで自分に言い聞かせるかのように、呟き続ける。

「私には夢があります。
故郷の島に橋を架けることです。
私には夢があります。
一生信じ合える仲間を作ることです。
私には夢があります。
たくさんの人を幸せにする建物をつくることです。
それだけは絶対諦められないので
私は自分にしか出来ないことをやります……」

唯一手元に残った同期5人の写真を片手に、
自宅で力尽き倒れ込むサクラ。――


2019年12月の病室。
病室で眠り続けていたサクラの目から一筋の涙が。
サクラの目が開く。


注目ポイント


タイトルバックの映像

「同期のサクラ」のタイトルが出る部分の背景映像、
1話ではサクラの眼鏡にヒビが入りましたが
2話では新聞紙が飛んできてサクラを覆い隠してしまいました。
3話では、ハンマーで殴られました。
4話では赤いボクシンググローブで叩かれました。
5話では、頭上からコンクリートブロックが降って来ました。
6話では顔面にケーキを投げつけられました。
7話では土砂降りの雨に降られました。

8話では後ろにバタンと倒れてしまいました。

誰もいない白い画面に切なく残る
「同期のサクラ」のタイトルロゴ。

まさに8話は起き上がれない展開だったので。
9話では復活した元気なサクラの姿が見たいものです!

変わらないサクラの朝

今回のサクラの朝の行動パターンは、
いつもとかなり違っていました。

目覚ましはなかなか止めない。
両親の写真の隣にはじいちゃんの写真も飾られている。
ベランダのプランターは枯れていて、
納豆ご飯を食べるのは惰性な感じで、
スクワットも途中で止めてしまう…

部屋の中は空っぽで
今まで大切にしてきた同期との写真も
じいちゃんからの名言FAXも
仕事に関する資料も
橋の模型もなくなっています。

サクラ処分してしまったようですね…。

サクラの色気のない部屋にある数少ない荷物は
今までの人生で少しずつ増えた東京での大切な思い出、
夢のかけらのようなものだったんだなあと思いました。

夢は叶わないと決まったので
もう必要がないということなんでしょうね。
部屋からもその感情が読み取れて悲しいですね。

じいちゃんからの名言FAX

今回のFAXはじいちゃんからではなく
同期たちからの物でした。

「俺たちはいつまでも待ってる」
「おまえとまた一緒には働ける日を」
「だからどんなに辛くても諦めない」
「サクラのいない世界なんかに生きていたくないから」

サクラはFAX機も処分してしまったので
部屋の扉の隙間から、FAX風に
一枚ずつメッセージを差し込むという
なんともアナログなやり方で
気持ちを届ける同期たち…!

でも、その手があったか!と思いました 笑

わざわざ家まで来て、
工夫をして想いを伝えてくれる仲間たちは
大切にしないとですね。

実際にサクラも、このメッセージを見て
やっと目が冷めたようでしたし。

しかもこのFAX、森山直太朗さんの
「さくら(二〇一九)」ともリンクしてる感じで
すごく良いですよね!!

ここに来て、主題歌の意味がより深まるって凄いです。

サクラの内面の変化

今回は生きる意味を見失ったサクラの姿が描かれていました。

今までの、何があってもある意味元気!
へこたれない!というようなサクラの面影は一切無く
何をやるにしても覇気がない感じ…。

誰とも話したくなくて、AIに向かって話すシーンもありましたが、
放っておいて欲しいサクラの気持ちも分かるし、
「自分たちを救ってくれたサクラを、
今度は自分たちが救いたい」
という同期たちの気持ちも分かって、
なんとも歯がゆい回でした。

ただ、最終的には想いが通じて
同期たちに会おうと外に一歩踏み出したサクラ。
とても良かったです。

ただ、そのせいで事故に遭ってしまったのですが。

サクラと出会い、変わっていく同期たち

8話の同期たちはサクラのため、
必死に自分たちに出来る事を探していました。

これまではサクラが同期たちを応援していましたが
今回は真逆の状態で、
同期たちがサクラを立ち直らせるため
試行錯誤するという展開。

社会人一年目の頃の同期たちを考えると
めちゃくちゃ成長しましたね!
でも、それはサクラという存在があったからこそです。

また、菊夫がボランティア活動の会社に転職していたり、

蓮太郎がスミレと結婚して
愛妻弁当を持って幸せそうにしていたり、

百合が葵の子どもを産んでいたりと…(゚o゚;;
(急展開過ぎんか?と思いましたが…特に葵よ…)

サクラが引きこもっている間にも
同期たちの世界は進んでいたことが分かります。

サクラの決め台詞

何のやる気もなくなったサクラは
素敵な建物を見たときのトキメキや
納得いかないものに対して異議を唱えたい気持ちも
失ってしまったようで、
今回はいつもの台詞は聞けませんでした。

ただ、バイク事故のあと、ふらふらと家に帰りながら
自分に言い聞かせるようにいつもの夢を口にしていたのが
とても印象的でした。

この世界でなんとか踏ん張り生きて行こうという
決意表明のようにも見えましたね。

土木部に入り橋を架けることはできるのか?

うーん…もはや土木部に行く行かないどころの話ではなく
いつの間にか、会社を辞めるか辞めないかという
展開になっています…!

意識不明状態から、やっと目を覚ましたサクラ。
次回は再び元気な姿が見られるんでしょうか?

まとめ


第8話は社会人8年目の話ではなく
7年目~2019年の今にかけて、
サクラの喪失感から復活までを描いた話でした。

夢と家族を同時に失い
自分の存在意義を見失ったサクラ。
頑張れば夢は叶う…とか
いま出来る事をやればいつか…とか
今まで自分が言って来たことが信じてきたものが
全てウソに思えたのかもしれません。

人生、ドラマみたいに上手く行かないんですね。
ドラマの主人公って大概上手くいってしまうものですが、
ここまで辛くされるとは…
なんだか現実をつきつけられたような気がしました。

また、大切だった仲間を自分から切ろうとしたサクラを見て
「仲間」ってなんてモロい関係なんだろうと思いました。

互いの信頼関係の上に成り立っているものだから、
片方が拒絶するあっという間に崩れるんですね。

でも結局、サクラが目を覚ましたということは
「仲間」の絆は片方からでも強く響くのかもしれません。


扉の隙間からのFAXのシーン、良かったですよね^^
「仲間」というものについて改めて考えさせられました。

今話の最後で目を覚ましたサクラでしたが、
まさか隣の家の子を車から守って意識不明になっていたとは。

ワタガシは土木部に異動した矢先に
工事中の事故で意識不明、と予想していたので
全く違っていましたねー。

ここから普通だと、最終回にかけて
やっぱり故郷の島に橋がかかる、とかしたいところですが。
それはさすがにないかな…?


目を覚ましたサクラが、
どのように生きて行くのか目が離せませんね。
残すところ、あと2回?でしょうか。
次回も楽しみです!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました☁

この記事へのコメント