【ノーサイド・ゲーム】最終回後ネタバレ感想/一生懸命な姿に勇気をもらえる!池井戸潤原作のラグビードラマ

社会人ラグビーに焦点をあてた
『ノーサイド・ゲーム』

出世の道を断たれたサラリーマンが
左遷された先で出会った、低迷するラグビー部と共に
復讐と再起を賭け闘う物語。


『半沢直樹』や『下町ロケット』などの
池井戸潤さんの書き下ろし小説が原作です。

勧善懲悪の、お馴染みの展開でしょ~?
と思いながら見始めるも
回を重ねる毎にグイグイと引き込まれてしまいました。

スポーツに懸ける熱い想いと仲間との絆、
めっちゃ面白いですよね^^


今作は監督のこだわりで
演技力よりラグビー経験者を起用し、
迫力あるラグビーシーンを撮ることに
力を注いだようです。

ワタガシはラグビーのことは全く分からなかったのですが、
試合のシーンに関しては何かが凄い!というのが
画面越しに伝わってきて。。
おそらく制作者の読み通りのところで
毎回泣いてましたw

何かに一生懸命になっている人たちって輝いてますよね。
そういうのに弱いワタガシです。

※ここから先はガッツリネタバレしていきますので
これから見始める予定の方はご注意ください!!


原作は読んでいないため、
純粋にドラマのみの感想となります!

概要



トキワ自動車の経営戦略室次長の君嶋隼人(大泉洋)は出世頭と目されるエリート社員。家では妻の真希(松たか子)と二人の息子、博人(市川右近)、尚人(盛永晶月)に囲まれ幸せに暮らしていた。

ある日君嶋は企業買収を推し進めようとする常務の滝川桂一郎(上川隆也)に対し反対意見を述べる。君嶋の意見が通り買収は見送られたが、同時に君嶋は本社から府中工場の総務部長に飛ばされることになった。

異動初日、君嶋は総務部員の佐倉多英(笹本玲奈)からキャプテンの岸和田徹(高橋光臣)をはじめとしたトキワ自動車ラグビーチーム「アストロズ」の選手たちを紹介される。総務部長はアストロズのゼネラルマネージャー(GM)を兼務することになっているという。
社長である島本 博(西郷輝彦)の肝煎りで創設されかつては強豪だったアストロズだが、今は成績が低迷。それどころか14億の巨額赤字を抱え、会社のお荷物と囁かれる始末。ラグビーについては知識も経験もない君嶋には気が進まないことばかりだった。
しかし後がないのは君嶋も同じ。自らの再起を考えた君嶋は・・・。


やっぱり演技が上手いですよね、大泉洋さん。
バラエティー番組で観る、おちゃらけた感じは一切なくw
いい塩梅でコミカルなシーンも演じられていました。

松たか子さんが演じる強気な妻も好きだったなあ^^


ラグビー部「アストロズ」の面々も、すごく魅力的でした!!
元ラグビー日本代表の方も何人かいたようで。
すごいキャスティングですよね!



今作のテーマ


・一生懸命さには誰かを変える力がある

最初は学生時代のトラウマもあり、
ラグビー部なんてさっさと廃部になればいい
と考えていた君嶋隼人(大泉洋)。

しかし、アストロズのラグビーに懸ける想いを知り、
命を賭けて敵に立ち向かう姿を見たことで
共に闘っていくことを決めます。

人の一生懸命な気持ちというものは
どうやら連鎖していくようです。

君嶋の一生懸命な姿を見て
大学時代の同級生、柴門琢磨(大谷亮平)は
アストロズの監督になることを快諾します。

またそんな柴門の「アストロズを勝たせたい」という
一生懸命な気持ちに、選手たちも心を動かされ
キツイ練習にも関わらず、団結力が高まっていきます。


ラグビー部を維持するためには
年間14億円の費用がかかるので
アストロズには何度も廃部の危機が訪れます。

一生懸命なアストロズの姿を見て
ラグビーを好きになっていく息子の博人(市川右近)。
手術を受ける勇気をもらったという病院の患者。
別のラグビー部を応援していた人が
アストロズの応援に来てくれたり、
ラグビーの魅力が分からない様子だった君嶋の妻も
決勝戦には自分でチケットを取って観戦に来てくれました。

君嶋のアストロズを守りたいという
一生懸命で一途な姿は、ラグビーの協会である
日本蹴球協会の古い体質をも変えました。

最終回では、島本社長が
「選手たちを応援している自分たちが、
逆に選手たちに応援されているんだ」という台詞もありました。

何かに一生懸命になる姿はかっこいい、
自分も何かに一生懸命になりたい、
頑張る力を奮い立たされるような作品でした!


感想


良かった点

・迫力のある試合シーン
 スポーツものでは欠かすことのできない部分。
 正直ラグビーのルールは全く分からないが、凄く迫力があると感じていた。

 これは、ラグビーチーム「アストロズ」のメンバーに
 元ラグビー選手やラグビー経験者を起用した結果だそう。
 演技未経験者もいたようだが、素晴らしかったと思う。

 特に浜畑譲を演じた廣瀬俊朗さんは、
 かつてラグビー日本代表のキャプテンをも務めた方!
 演技はぎこちない部分もあったが、実際に選手を経験しているからこその
 表情や重みみたいなものが感じられて、本当にかっこよかった!

・アストロズのメンバーは多種多様

 元日本代表選手の廣瀬さんを始め、期待の新人エース・七尾圭太役には
 これからの活躍が期待できる若手俳優の眞栄田郷敦さん
 (新田真剣佑さんの弟だそうです)

 他にも、佐々一を演じた林家たま平さんの本業は落語家だったり、
 ブルゾンちえみwithBで有名な、お笑いコンビ・ブリリアンのコージさん
 現役プロボクサーの方など、様々な分野からキャスティングしていたそう!
 言われてみれば……という感じで、
 作中では全員ラグビー部員にしか見えなかった。
 皆生き生きとした表情で演じられていて素敵でした。

・悪役の背景がしっかり描かれている

 上川隆也さん演じる滝川常務は
 君嶋を左遷した張本人ということで憎い相手ではあったが、
 何故社長の椅子にそこまでこだわるのか、
 しっかりと理由が描かれていたので悪役ながら感情移入ができた。
 (しかも途中で悪ではないことが分かるので猶更良かった…!)
 悪い奴はただただ救いようのない悪い奴、にならない方がいい。

・これでもかと葛藤させ、これでもかと困らせる

 王道の展開だが、一度挫折させることで
 最後の、勝利の喜びを増幅させている。

 アストロズは昨年のリーグ戦では決勝で敗れる。
 君嶋は、憎っくき滝川常務を倒したと思いきや
 味方だと想い慕っていた脇坂が本当の敵だったので
 再度戦わなければいけなくなった。
 視聴者を惹きつけ続ける為の上手い展開。

・最後に正義は勝つ

 リーグ戦でアストロズは優勝する。
 予想通りの展開ではあるが、そうなることを期待もしていたし
 負けたら負けたで気持ちが辛いのでw とても良かった。
 
・主題歌「馬と鹿」の流れるタイミング

 一番盛り上がるところでタイミングよく流れる、米津玄師さんの「馬と鹿」。
 素晴らしいシーンが、音楽のおかげでさらに良いものになります。
 最近のTBS日曜ドラマの主題歌が流れるタイミング、
 めちゃくちゃ神がかっていると思うんですが……
 そういうタイミングを計るプロがいるのか?と思っていますw


気になった点

・葛藤しまくり悩みまくる主人公

 お馴染みの展開。飽きて来ている人もいるかもしれない。
 でもやっぱり面白い。

・ラグビーのルールがハッキリとは分からなかった

 まあルールが分からなくても、ストーリーは分かるのでいっかw
 と思いながら観ていました。
 試合時の作戦とか、その回のポイントとなる攻撃法?の説明は
 その都度ありましたね。
 ルールが分からなくても人間ドラマがしっかりと描かれているので
 十分楽しめました。


まとめ


ラグビーワールドカップが日本で開催されるのに合わせて
ラグビーを題材にしたドラマを放送する。。

国民に興味を持たせるのには
凄く正しく賢い方法だと思いました。

実際の選手の頑張りにも、必ず
ドラマ以上のドラマがあるはずですからね!

また個人的には、タイトルにもなっている
ラグビーの「ノーサイドの精神」が凄くいいなと思いました。


ラグビーの試合終了時に言われる「ノーサイド」。
試合が終わったあとは、敵味方関係なく
互いの健闘を讃え尊重するという精神。
すごく素敵ですよね!!
どんなスポーツでもそうであるとは思いますが、
これを「言葉」にしているのって素晴らしいなあ。

ラグビーって競技人口は多そうなのに
あんまりメジャーなスポーツとして
名前が出て来てなかったですよね〜。

ワタガシはドラマを観て行く中で、
「実際にラグビー観戦してみたいなあ」と思ったので
同じくこのドラマを通して、ラグビーに興味を持った人も
多かったんじゃないかなと思います^^


今後もラグビーに注目していきたいですね!


最後まで読んで頂き、ありがとうございました☁


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